羽白熊鷲討伐伝承にまつわる重要な社
神功皇后の羽白熊鷲討伐の伝承と深い関わりを持つ三奈宜神社。
その昔、荷持田村(のとりたのふれ)(古処山の麓)を根城に羽白熊鷲という悪者が住んでおり山を下りてきては村人を苦しめたといわれています。
村人が困り果てている中、九州訪問中だった神功皇后に退治を依頼したところ、川の水を空にする「玉」を使い一晩で築城させ、水攻めにして羽白熊鷲を滅したといわれています。
「三奈宜」という名は、皇后が喰哪尾山(くいなお)の山頂から見た素晴らしい麓の景色から「みな、宜(みな、ぎ)」(訳:全てが素晴らしい)と称えたことに由来し、他方で「美しい水の村」を意味するともいわれています。11月は紅葉が綺麗です。
ガイド