秋月に唯一残る手漉き和紙工房
江戸時代中期から盛んになった秋月和紙はその昔、髪を結う元結として重宝されていたほどひきが強く、そしてしなやかさを兼ね備えているのが特徴です。
以前は20を超える製紙会社がありましたが、現在伝統を受け継ぐのは、1876年創業の「筑前秋月和紙処」ただ一軒のみとなりました。
右目が失明、左目はぼんやりと光を感じる程度にまで視力が落ちてしまった3代目は「見えなくても体が覚えている」と淡々と和紙を作り続けました。現在は4代目に受け継がれています。
工房での手漉き和紙体験(事前予約必須)のほか、種類豊富な葉書やレターセットなども購入できます。
ガイド