黒田藩と徳川藩の繋がりを表した歴史ある寺院
1575年に秋月氏によって建てられた大涼寺は、もともと秋月山高照院浄仙寺と称し今の祇園社の辺りにあったものが1632年に現在の場所へ移され、秋月藩の初代藩主である黒田長興の母にあたる大凉院殿死去に際し、現在の大涼寺と改名されました。
寺院の正面には徳川家の家紋を捉えることができ、これは長興の母である大涼院(黒田長政の妻)が、徳川氏と血縁関係にあったことから掲げられたものであるといわれています。
寺院の後ろには丘を覆うほどの墓石群に繋がる無数の小道が分かれています。
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