秋月城跡

秋月城 受け継がれる遺産

1624年に創建された秋月城には、秋月家・黒田家の双方が世代を跨いで居住し、秋月藩5万石は約400年にも渡りこの地を統治してきました。

桜並木が美しい杉の馬場通りに本城がありましたが、1876年の士族による秋月の乱により倒壊しました。しかし正面の堀、石壁、見張り塔や復元された城門など、当時の名残は今日も随所に見受けられます。

黒門はかつて正門でしたが、1880年に現在の垂裕神社前に移設され新しい長屋門は1980年代後半に復元されました。

堀を横切り、当時の正面玄関に通じる斜面は、馬が斜面を登るため屋根瓦で舗装されているため「瓦坂」と呼ばれています。 坂の頂上には、多様な煉瓦の模様により当時の黒門の位置が容易に特定できます。

現在城内には秋月中学校と垂裕神社があり、北には住宅群を一望できます。 秋月藩と黒田藩の高位武士が住んでいたのはこの地域で、杉の馬場通りから日照院に通じています。

秋月博物館では城に関する品が数多く展示されています。

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